手荒れ・肌荒れとは

皮膚のバリア機能が低下することで皮膚が炎症を起こしている状態です。
炎症によって痒みや赤み、肌の乾燥を引き起こしたりします。
皮膚が敏感な方やアトピー体質の方に起きやすくなっており、なかなか改善せずに長期化してしまうようなケースや、何度も繰り返し発症するようなケースも少なくありません。

手荒れ・肌荒れの症状

乾燥による肌のカサカサ感や痒み、炎症による赤みが見られ、乾燥から肌から粉がふいたりするようなこともあります。痒みによって肌を掻いてしまうことが症状を悪化させる原因となり、指に湿疹のようなものができたりすることもあります。
症状が長期化すれば、手はひび割れや赤切れを起こします。

治療 治療

手荒れの原因となっている日常生活(水仕事など)の外因性刺激から肌を守ることが大切です。水仕事をする際には手袋をはめたり、荒れたりするような洗剤などに触れないようにしたりしましょう。

●塗り薬による治療
保湿剤で肌荒れを起こしている部分を保湿します。炎症や痒みなど症状や重症度に合わせて、ステロイド外用薬なども塗布頂きます。