HIFU(ハイフ)を受けられる患者様
この治療は、「ULTRAcel [zíː](ウルトラセル ジィー)」を使用します。HIFU(高密度焦点式超音波治療法)の熱により、皮下組織(脂肪層)の脂肪溶解を促し、局所的にボリュームダウンさせることを目的とした治療です。また、真皮層をターゲットとしたカートリッジを使用した場合には、真皮層の創傷治癒作用によりコラーゲンの新生が促され、肌のブライトニング効果が期待できます。
【治療について】
治療時間は、部位や症例により異なります。一ヶ所の部位(ハガキサイズ)で約10〜15分程度です。
痛みはほとんどありませんが、部位により多少の痛みはあります。(必要があれば、痛みを軽減する処置を行います。)
【治療の目安】
ULTRAcel [zíː]による治療は1回の施術でも効果が得られますが、複数回の治療を継続することにより、一層の効果が期待できます。次回の治療まで3ヶ月以上期間をあけてください。
※リニアの方は2週間おきに3回治療していただき、以降は半年期間をあけてください。
【術後の経過】
治療後、赤みや腫れ、出血斑が生じることもあります。赤みが数日続いている場合、クリームまたは軟膏を処方しますので、数日間塗布してください。赤みは3日程度(個人差により前後1日)、腫れは2日程度で引きます。また、治療後は、保湿と紫外線対策を行ってください。
【アフターケア】
- 治療当日は激しい運動、入浴、サウナは控えてください。シャワーのみ可能。また、飲酒は控えてください。
- 入浴及び、化粧は翌日から可能です。
- 必ず紫外線を避け日焼け止めをご利用ください。
【注意事項】
- 治療後、発赤が生じることがありますが通常は数時間で消え、長くても3日以内に消褪します。
- 一時的に腫れることがありますが数日以内に治まります。
- 個人差により稀にわずかな隆起が気になる場合がありますが、時間経過とともに消退してきます。(特殊な症例を除き、治療後にガーゼやテープを張る必要はありません)
- 大きなほくろ、出来たての傷、もしくは皮膚疾患のある部位は避けて治療する場合があります。
- 治療の経過により、発赤・水泡・痂皮を形成した場合は、必要な処置を施しますので当院にご連絡ください。
- 施術期間中は紫外線を避け、日焼け止めを使用してください。
- 効果には個人差があります。また部位によっては際立った効果が見られないことがあります。
【施術が受けられない可能性のある方】
- 治療部位に金属糸または金属プレート等を入れている方
- 糖尿病合併症を発症している方
- 心臓ペースメーカー等埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方
- 皮膚悪性腫瘍、前癌病変、またはその疑いがある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 治療部位に重篤な皮膚疾患および感染症がある方、心臓に疾患がある方
- ケロイドを有する部位およびケロイド体質の方
- 局所麻酔に対する皮膚アレルギーの方。
- アルコール依存症、薬物依存症のような精神神経疾患の方
- 出血性疾患を発症している方、抗血液凝固剤を服用している方、血管腫の方
- ヘルペスウィルスに感染している方
- 高血圧症の方
- 施術部位にフィラー(ヒアルロン酸、ボトックス等)または自己脂肪注入されている方。
- 歯にブリッジ、インプラントを施している方
- スレッドリフト、金の糸などを施術した方、肝斑の方