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巻き爪と陥入爪とは

巻き爪は爪が曲がって丸くなる状態です。

陥入爪は爪の角が軟部組織(皮膚と皮下組織)に刺さって炎症を起こした状態のことです。

また患者さんによっては巻き爪と陥入爪は合併することもあります。

症状

陥入爪、巻き爪が悪化すると、爪が足の趾(ゆび)の肉に食い込み、足の趾が炎症や化膿や不良肉芽を起こし、腫れ・赤み・痛みが現れます。炎症がひどくなると化膿し、歩くことも困難になることがあります。
陥入爪、巻き爪がさらに悪化すると、不自然な歩き方になったり、痛い趾をかばい、足首・膝・腰などに負担がかかり、足や膝が痛くなったり、腰痛を起こす原因にもなります。

原因

□先天的要素(元々の爪の形)
□つま先を圧迫するような形状の靴
□スポーツ(趾の強打)
□正しくない歩き方
□爪白癬(水虫)
□深爪、化膿
□肥満

治療 治療

巻き爪の治療において日常生活でのセルフケアが重要となります。

巻き爪が改善した後でも、セルフケアができていなければ巻き爪は再発します。

問診や症状から巻き爪の原因を精査し、習慣を見直すことで巻き爪を改善・予防していきます。

塗り薬による治療
毎日足を清潔にして、軟膏を塗布頂きます

テーピングによる治療
軽症の場合に行います。食い込んだ皮膚を布テープで外側に牽引します。

コットンによる治療
軽~中症の場合に行います。食い込んだ爪と皮膚との間にガーゼを詰め込みます。